こやなぎファームのお米が美味しい理由
穏やかな傾斜地で営まれる農業
長野県の北東部に位置する中野市は、千曲川と夜瀬川が流れ、河岸段丘や扇状地からなる地域です。高社山からは愛宕山の名水が湧き出ています。夏は35℃と暑くなり冬は1m以上も雪が積もります。気温の日較差が大きく、降水量が少ない当地で栽培されるお米は極上の品質を誇ります
稲を元気に育てること。稲の葉を守り、根を守ることを1番に考えています。
土づくりをしっかりすることで、稲の成長を助け、美味しいお米が収穫できます。農薬の使用を最小限にとどめ、有機質肥料で育てるのには、大変な手間がかかります。田んぼの中にはイトミミズ・ホウネンエビ・カマキリ・カモ・ドジョウ・小鳥・コイ・タニシ・トンボ・ザリガニ等が生息しています。自然の中で自然と共存しながら生きていく。そして、お米を食べた方から「おいしかったよ!」と聞いた時の喜び、それが私達の米作りへの原動力です。
当園独自の稲作にたどり着くまでには、肥料、植付けの時期・間隔、除草、除虫など様々な方法を研究し試してきました。
一年で1回しかできない米作りですが、先のことを考えながら、毎年1枚1枚の田んぼごとに作り方を工夫することで、翌年の米作りに役立てています。
与えられた土地の恵みに感謝しながら、それぞれの田に合った稲作を研究し、1つでも多くの田んぼのお米がお客様の元にお届けできるようお米作りに精進しています。
H29 明治神宮に奉献させていただきました
平成二十八年 明治神宮秋の大祭において、私達が育てたお米とお餅を奉献させていただきました。
人生の全てをかけて取り組んでいる米作り。こだわりの栽培方法と限られた地域で育てられるお米はほんのわずかしか収穫できない大切なお米です。
【明治神宮奉献とは】
明治神宮は明治天皇が日本の明治時代の発展が著しかったことの功 績により祀られて神社が作られたそうです。
明治神宮 11月3日 例祭日(明治天皇の誕生日・ 祭神または神社に由緒ある最も大事な祭典日)
明治神宮ができてから、この例祭は毎年勅使(天皇陛下の使者) の参向を仰いで、厳かに執り行われています。
天皇の勅使が参向するお祭りは全国8万社ある中の16社( 勅祭社)しかなく特に皇室とかかわりの強い神社と言えます。
【全国特産物奉献】
例祭には50を超える海外の大使館から来賓も見えました。全国より秀逸な特産品として各県を代表して明治神宮より奉献依頼をいただき奉献します。
また例祭に参加し商売繁盛などご祈祷いただきます。
全国から400点くらいの民芸品、加工品、 農産物などが集められていました。長野県の特産物は6点でその一つがこやなぎファームのお米とお餅でした。
公開日: 最終更新日:2018/08/26