明治神宮 奉献 「おとりもち」

切りもちとお米食べきりパックを明治神宮に奉献させていただきました。

11月3日文化の日。明治神宮の秋の大祭にお招きいただきました。

神楽「代々木の舞」

11月3日は明治天皇ご生誕の日。

現在は「文化の日」とされていますが、昭和23年に改称されるまでは「明治節」として全国の小学校や各団体などで明治天皇の御聖徳を顕彰する記念式典が行われていたそうです。明治神宮ではこの日を例祭の日（祭神または神社に由緒ある最も大事な祭典日）と定め、毎年勅使（天皇陛下の使者）の参向を仰ぎ、祭典が厳かに執り行われています。こうして勅使が参向してお祭りが行われる神社は、全国八万社あると言われている神社の中でも十六社しかなく、特に皇室と関わりの深い神社と言えます。

明治神宮の御祭神、明治天皇並びに昭憲皇太后は、御在位僅か四十有余年の間に、日本の興隆と近代化を成し遂げられ、又全国各地の国情を視察せられ、国民生活の発展、向上をはじめとし、産業の奨励と技術の振興に深い大御心をそそがれました。明治神宮の全国特産物奉献行事は、今年で五十四回を迎えるそうですが、明治以降発展した産業の賜物である全国各地の特産物を御祭神にご覧いただく行事です。

実際2時間に及ぶ例祭に参列させていただき、身の引き締まる思いでした。

世界54か国の大使館の方など多くの方がお見えになっていました。また全国より特産品を奉献に見えた方とお話しさせていただいたり、「何十年ぶりに明治節を歌ったかしら」なんて声も聞こえました。

そんな大切な行事に当園のお米と切り餅を奉献させていただいたことは本当にありがたいことです。生まれ育った土地を愛し、その土地から生み出されるお米は決して多くはございませんが、お米の良さが少しでもお伝えできるように継続して米作りに励みたいと思います。

支えていただいている皆様、引き続きこれまでと変わらぬご支援よろしくお願い申し上げます。

最後に、ご存知の方も多いかもしれませんが明治神宮のおみくじは大吉、吉などではなく明治天皇と昭憲皇太后の歌が送られます。ちなみにこの日私が引いたおみくじは簡単に言うと「努力なくして成功はない」のお言葉でした。このお言葉を胸にもっともっと精進します。