初午の日に豊作祈願。
2021/04/20
初午(はつうま)とは?
2月の最初の「うま」の日を初午と言います。
この初午は稲荷神様をお祭りする日であり農作物の豊作祈願や商売繁盛を祈願する日なのです。お米農家の我が家にとって初午はとても大事な日であります。
なぜ午なの?
稲荷神社の本社、京都の伏見稲荷の大神様が降臨した日が2月の初めの午の日だった事が由来して初午の日としている。また、穀物の神様なので昔は農耕仕事に馬を使ったことから午の日を選んだともいわれているそうです。
当園の地元のお稲荷様に柳沢稲荷神社(正一位胡桃下稲荷神社)があります。
狐様も鎮座している立派な稲荷神社です。
今年は2月2日が初午の日でした。
小さな神社にも出店が出てにぎやかになります。
このチラシは地元の絵の上手な方が昔からずっと描いてくださっているそうです。10枚以上描くそうで、チラシといえど手描きとなるとなんだかもったいなくて捨てられません。
初午と言えば我が家でもう一つの行事。それは商売繁盛を祈願してだるまの目入れをします。
我が家のだるまには鼻の穴も書いてあげています。だるまさんが息ができるようにとの計らいです。今年もお米の豊作とおいしいお米が皆様にたくさん届けられるよう祈願しました。
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