米粉で『ものづくり』
2021/04/20

長野の地域だけでしょうか? この地域には『ものづくり』といって米粉の生地で作った 農作物のオブジェを作って木の枝にさし、この時期に飾るという風習があります。 やることも見た目も読んで字のごとく『物を作る』訳でして。 この風習は昔、蚕(カイコ)の産業が盛んだった時代、 我々の親が子供の頃、おそらく昭和30年代ごろでしょうか? 今年も繭がたくさん取れますようにと願って米粉を繭の形にかたどって 枝にさしたことが始まりのようです。 今は産業が変わり小柳農園では稲とリンゴや数々の野菜を形にして枝にさしいます。 五穀豊穣みたいなものですかね。 上の子は先日、地区の子供会でそれなりに『ものづくり』なるものを作ってきました。 写真は下の子も作りたいとのことで母から教わりながらなんとか形にした『ものづくり』です。 この作った『ものづくり』はどんど焼きで役目を果たすそうです。 このハナシの続きはまた。
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