特別な田んぼの特別なトンボ…
2021/04/20
少し前になりますが田んぼですごい数のトンボを見つけました。

作業を終えて昼休みに行こうとした時のこと、トンボが一万匹?くらい田んぼで羽を休めているではありませんか!
しかも特別な田んぼで!!
おそらく誰もこのことに気づいていません。
広い田んぼの中で私一人。米作りを初めて一度も見たことのないトンボの大群。山から下りてきたのか?異常気象による大発生でいっせいにトンボが羽化したのか?
でも少しおかしい気がします。
そこで、久しぶりに昆虫に詳しい親友に相談することにしました。(あの時は突然変な電話をかけてごめんなさい)
一人取り乱していたようで、とりあえず写真を送ることに…
ところがトンボも簡単には写真に写ってくれません。
逃げるトンボ、追い回す私。
しばらく静かな戦いが繰り広げられた後、ようやく納得の一枚が撮れました。
このトンボはいったい何ですか?
慌てていた私に親友が一言、圧縮されてるみたいでまったくわからん。とやさしく教えてくれました。そしてこの件は水に流していただくことに。

気になる私は後ほど調べました。
おそらくこれはウスバキトンボだろう。
南の国から長時間飛行して偶然舞い降りた。あの時の感動をどれほど共有したかったものかと思うと悔しいです。
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Comment
突然コメント失礼いたします。
トンボが好きで、地元の沼で細々とトンボの写真撮影をしているものです。
こちらのトンボ・・・アキアカネです。間違いないと思います。
赤とんぼ・・・って名前で日本人に一番なじみの深いトンボがアキアカネです。6月後半から7月中旬(土地によって変わる)に集団羽化します。4・5日身体が固まるまで、羽化した田んぼや周辺の林の中ですごしたのち、順次盛夏を避暑するため山間部に移動し、秋に成熟してまた集団で帰ってきます。
羽化した朝は、その田んぼで集団で潜んでいるのをみたことがあります。こんないっぱいいるのは初めてみましたが。そのご順次すこしづつ移動していきます。1万匹ってのはすごいですね。
首都圏では乾田が増えてこのような光景がめっきりなくなってしまいました。トンボにとってもとても成長しやすい田・・・きっととても美味しいお米がとれるのでしょう♪
思わず、コメントしてしまいました。