胡桃下神社(柳沢のお稲荷さん)
2021/04/20
お稲荷さんは全国にあって豊作や商売の神様で有名です。
私の生まれ育った柳沢にもお稲荷さんがあります。
毎年2月の初午には近くから大勢のお客さんが見え達磨(だるま)さんや笹(七夕の笹に似たもの)をもとめ大盛況です。
小柳の屋号について勉強するにあたり、そのルーツがこの神社に残っていると聞き、行ってきました。
向かって左側のお稲荷さんの石像に小柳機業場の文字がありました。
初代の清治さんは信仰心があつく、特にお稲荷さんを大切にしていたと聞いています。当時はどんな世の中だったんだろう。
きっと苦しみに耐えながら明るい時代になるように願っていたと思います。
そして今はどんな時代になったんだろう。
戦争を経験し、戦後を必死で生きてきた祖父は勤勉であったそうです。
兵隊で一緒になった仲間とも時々会って、当時のつらい話をしたりお互いに励まし合っていたと聞いています。
豊かな時代に生まれ育った自分はまだまだ足元にも及びません。常に変わりゆく時代の中で地に足付けて精進したいと思います。一杯のお茶碗から笑顔をお届けできるようになるまで…
- 古い記事<
- 北信州こやなぎファーム 27年稲生育状況。
- 新しい記事>
- もち米と雑草稲
関連記事
-
-
今年のお米作り始まりました。
美味しいお米がお届けできますように。 美味しいお米作りは10日ほど前から本格的に始動しました。 田を整備し環境を整えています。畔ぬり、田起し、代かき・・・。 2月の後半から、暖かい日と雪が降って寒い日 …
-
-
節分。
昨日、2/3は節分でした。皆様豆まきはされたでしょうか? 我が家は毎年張り切って豆まきをしています。 最近は恵方巻きに押されつつありますが、 ここ北信州では、節分に ”長芋” を擦って ”とろろごはん …
-
-
2023-2024年末年始の営業について。
いつも小柳農園をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。 年末年始の営業につきまして、下記の通りご案内いたします。 休 業 期 間:2023年12月30日(土)~2024年1月5 …
-
-
食についての勉強。
九州から東海まで梅雨明けしましたね。 長野はまだ梅雨ですが、本日は気持ちのよい風が吹いて部屋の中はとても快適です。 先日、試験を受けてまいりました。 「食生活アドバイザー」という資格試験です。テキスト …
-
-
こやなぎファームの節分 準備編
北信州では節分に恵方巻ではない伝統的な過ごし方があるのをご存知でしょうか? 信州では鬼の角、鬼の金棒を長芋にたとえて、擦ったり、切ったりして食べる風習があります。 節分につ …
-
-
お米の直売所。工事中。
直売所を工事中です。 10月から直売所の工事がはじまりました。 どんな風にお店が変わるのか直売所のお客さまは気になる様子。 今のお店は小さいので大きくするのでは?という期待が伝わってきます・・・。 ( …
-
-
初午の日に豊作祈願。
初午(はつうま)とは? 2月の最初の「うま」の日を初午と言います。 この初午は稲荷神様をお祭りする日であり農作物の豊作祈願や商売繁盛を祈願する日なのです。お米農家の我が家にとって初午はとても大事な日で …
-
-
米粉で『ものづくり』
長野の地域だけでしょうか? この地域には『ものづくり』といって米粉の生地で作った 農作物のオブジェを作って木の枝にさし、この時期に飾るという風習があります。 やることも見た目も読んで字の …
-
-
端午の節句。
北信州の端午の節句。 今年も6月4日、菖蒲の葉とヨモギで端午の節句を祝いました。 そうそう、北信州の定番?忘れてはいけない。サバもしっかり食卓に上がり美味しく頂きました。 もちろん菖蒲の葉を湯船に浮か …
-
-
春の恵みをいただきます!
ふきのとう摘み。旬をいただきます。 田んぼの雪もなくなりお米作りも始まりました。その頃になると我が家で恒例になりつつあるふきのとう摘みです。 (一昨年のふきのとう摘みはこちら。) ↑一昨 …