米粉で「やしょうま」?
2021/04/20
「やしょうま」とは?
初耳の方結構いらっしゃるのでは?
信州に昔から伝わる米粉を使っただんごのことです。
節分が終わって3/15頃までに家庭で作ります。
なぜ「やしょうま」を作るの?
3月15日のお釈迦様の命日にお仏壇にお供えするためです。
作り方や形、材料は各地、各家庭で様々です。我が家はシンプル派↑(面倒で不器用なだけ?)。
下の写真(以前中野市の主催するやしょうまづくりに参加して作ってきたものです。)のようにお花やいろんな柄の「やしょうま」をつくられる方もたくさんいらっしゃいます。
これは手間がかかるので2~3人のグループで作ったりしているそうです。色つけも自然のものを使って作ります。(ピンク=ビート、黄色=かぼちゃやクチナシ、緑=抹茶やホウレンソウ)

「やしょうま」の由来。
・お釈迦様がお亡くなりになるときに、弟子の「ヤショ」が米の粉でだんごを作ってあげたところ、おいしそうに召し上がった。そして「ヤショ、ウマかったぞ」といって息を引きとられた。これが「やしょうま」となったという説。
・出来上がりのだんごの形が骨ばった馬の背中凸に似ていることから「やせうま」がなまった。という説。
善光寺のおひざもと、善光寺平にはこんな風習があります。使っている素材も自然なものなので安心して子どものおやつにも食べさせられます。
2/4から直売所で、『米の粉』の販売始まりました!お気軽にお越しくださいませ。
『もち粉』もございます。

〒383-0053
長野県中野市草間1541-4
でんわ 0269-26-0081
(なお2/6(土),2/7(日)は都合により臨時休業させていただきます。2/9(月)より通常営業いたします。
ご迷惑をおかけいたしますがなにとぞご了承くださいませ。)
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